ピースキーパー (PEACE KEEPER) 929B

ピースキーパー　929B 特殊警棒

PEACEKEEPERバトンはアメリカ製のバトンです。

曲げ強度は驚異の 2206.46kgf を記録

2025年5月27日にピースキーパーバトンを公設試験研究機関にて曲げテストを行ってきました。

アメリカ本国で製造しているこの極太バトンの曲げ強度は、お客様からの問い合わせが一番多かった案件でした。試験結果は2206.46kgfとフリクションバトンではBONOWIに次ぐ高い結果が得られました。この数値は数本を曲げたアベレージですが最大で2382kgfの数値が出ていました。 4140鋼を使用したASPのバトンが割れて砕けたのに対して4130鋼を使用したピースキーパーバトンは少し、くの字に曲がるのみで粘りもあることが分かりました。

見た目は棍棒か薪を連想させるほどの太さのあるフリクションバトンです。インパクトの破壊力が最大になるよう重心が前方に来るようデザインされた唯一無二のバトンです。考え方はハンマー/金槌に近いかもしれません。このバトンが生み出すマンストッピングパワーは他の警棒では真似ができないほど強力です。そのためメーカーでは打撃ポイントを筋肉のみをターゲットにしています。現場で一般的な警棒を使用した場合、素肌にバトンチップがヒットした時に皮や肉が引き裂かれ大怪我に繋がることがあるようです。ピースキーパーバトンが持つ先端チップは大きくそのようなトラブルを回避することが出来るようです。筋肉を打撃することで一気に相手の攻撃力をそぎ落とすことが可能なバトンはピースキーパー以外にはありません。余りにも大きなエネルギーを発するピースキーパーバトンで頭や顔などをヒットすると死に繋がることも考えられます。ご使用の際は必ず筋肉部のみをターゲットにご使用ください。

Anti-bend test(曲げ加重テスト) : 今後テストを行います
長さ：最長:　約735mm 最短:　約290mm
色: ブラック/ジンク
重量：約819g
グリップ: ラバーグリップ

一般的な振り出し警棒の接続部はご存じのようにテーパー状になっていて、この部分の摩擦で2本のチューブは固定されます。このテーパー部は機械的に押し広げたり、型に嵌めて引き抜き加工されて広げられます。そのためにどうしてもこの部分の肉厚は薄くなり、この部分に大きな衝撃が加わると割れたりヒビが入ったりする可能性が大きくなります。ピースキーパーバトンはテーパー部をミル加工で削りだしているため、均一な厚さで成形されています。ピースキーパーバトンが耐久性や耐衝撃性テストでも最大の好成績を打ち立てるのは太さだけではなくミルスペックが求める品質以上の性能を保有しているためです。全ての部品・材料はアメリカ製に拘っています。

(ご使用に際しては以下の注意事項にお気をつけ下さい)
★ピースキーパーバトンの強度は市場でも1、2位を争うほどの丈夫なバトンです。それでも使用方法を誤ると簡単に壊れますのでご注意ください。訓練として古タイヤや砂が詰まったサンドバッグを叩き続けるとバトンジョイント部に歪が発生します。歪が一定の割合を超えるとジョイント部が真円から僅かにいびつに変形します。こうなるとジョイント部の摩擦面が減ってしますので簡単に戻るようになります。これは市場で販売されている全てのバトンに通じることでピースキーパーに限ったことではありません。むしろ世界一丈夫なピースキーパーバトンでさえ歪は発生することに驚く次第です。ASPやピースキーパーなどメーカーは訓練用にウレタンがギッシリ詰まったトレーニングバッグを販売しています。これは訓練の際に打撃時のエネルギーを大きく分散させるためにタップリとウレタンを詰め込んでいます。それでも同じ個所に同じように連続で叩き続けるような訓練は行いません。バトンメーカーによって強度は異なりますが、全てのバトンは素振りならともかく強く叩くと必ずストレスが発生します。ストレスはサンドバッグにもバトンにも応力として残ります。1回や2回の強打でどうこうなることはありませんが、出来るだけ大きなダメージを与えない方が長く使用できることは間違いありません。他にもバトン同士をチャンバラのように叩き付け合うのもお勧めできません。どうしても訓練の一環として強打をし続ける必要があるのでしたら、金属パイプや鉄棒をバトン代わりに使用されることを強くお勧めします。

★製品の特性上、警棒を家から持ち出し街中で携帯することは軽犯罪法に触れる恐れがあります。お取り扱いには十分ご注意下さい。

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